ガラ、ガラる、ナイアガラとは?│仮想通貨用語集
ガラ、ガラった、ナイアガラとは?
ガラ、ガラった、ナイアガラの語源
「ガラ、ガラる、ナイアガラ」とは、仮想通貨を扱う人たちの間で使われる言葉(スラング)で、「ナイアガラの滝」や「ガラガラ落ちる」を略したものです。
時には大きく略さず「ナイアガラ」として、そのまま使う場合もあります。
ガラ、ガラった、ナイアガラの意味
「ガラ、ガラる、ナイアガラ」は、見た目があたかもナイアガラの滝のように、一気呵成に相場のチャートが落ちていく様子を現します。
仮想通貨は相場の上げ下げが非常に激しく、しょちゅう乱高下を繰り返します。特に下がっていく時はあれよあれよという間に、滝のように下がってしまいます。
そこで、滝の中でもナイアガラの滝は規模が壮大であることや、ナイアガラに含まれる「ガラ」の中に「ガラガラ」と崩れ落ちる語感があることから、こう呼ばれるようになったのではないかと考えられます。
ガラ、ガラった、ナイアガラの詳細説明
元々「ガラ」は、証券業界で使われていた言葉です。文字通り「ガラガラ」と株の相場が落ちる様子を指しますが、これに「ナイアガラ」をダブルネーミングしたのは、おそらくネット民であると思われます。
どの程度の下落で「ガラ」と言うのか明確な基準はありませんが、元々の証券業界では、いわゆる暴落よりも強い大暴落的な意味で使われていて、恐慌とも言うべき大きな下落を指すものとされています。
しかし仮想通貨の世界では、それに比べると比較的に軽い意味でも使われいて、日常的に「ガラッた」系の言葉がチャットで飛び交っています。その中でも強い意味で使う時には「大ガラ」「ガラガラ」「閉店ガラガラ」、より軽い使われ方としては「ガラリン」「ガラい」というようなバリエーションも見受けられます。
ガラ、ガラった、ナイアガラの用例
・やっぱガラったな
・ガラきたー
・そろそろガラるんじゃないか
・大ガラだぞ、これ
・たいしたガラリンじゃなかったよ
・これはまさにナイアガラ
・本日もはやガラガラ閉店
ガラ、ガラった、ナイアガラの同義語・関連語
「ガラ、ガラる、ナイアガラ」と似た用語に「落ちるナイフ」「タイタニック」などがあります。
ガラ、ガラった、ナイアガラのまとめ
値動きの激しい仮想通貨の世界では、毎日が「ガラ、ガラる、ナイアガラ」の連続とも言えます。チャットでも毎日のように聞いていると、麻痺して「ああ、また大きく落ちたのね」くらいの感覚になってきますが、それで問題ありません!
仮想通貨は、その分急騰することも多いですし、値が落ちたら買い増すチャンスだと捉える事もできます。「ガラった!」という言葉に一喜一憂しないで、相場がドカンと落ちても騒がず泰然と過ごしましょう!